くだらない人間が語る幸せになる方法

くだらない人間が語る幸せになる方法

願いは洗練される

今いる環境を一番幸せだと思え、そうすれば不幸だとは思わなくなる。という考えもある。しかし、理不尽な嫌がらせ、いじめを受け職を失い、住む場所もなく食べるものもないような状況なら、それで本当に心から幸せだと思うのはなかなかに難しい。もし衣食住を満たす最低限のお金もないなら、まずはそのお金を得ることを願うことは必要な事だと思う。

 

しかし一方で、もしあなたが裕福ではなくても人並みな生活ができているなら、例えば「引き寄せの法則」などで大金を得ることを願い、実際にそれが叶ったとしても、幸せではないと感じることがある。本当に欲しいものはそれではないという場合がある。

 

幸せということの一つの条件は心が満たされていることではないかと思う。心が満たされていなければ、物欲を満たすことでそれを満たそうとするかもしれない。しかしそれは本当に望んでいるものではなくかりそめのものだ。本当に何を自分が欲しているのか、何が足らないと思っているのか、素直な気持ちになって考えてみることはとても有益だと思う。(PTSDや幼少期にとても辛い経験をした方は注意が必要な場合もある。)

 

不満があるということは心に傷を負っているサインだと考えることができる。そういう自分を責めたり、強引に「ありがとう」などと言ってみるのではなく、傷を癒すことが必要だ。臭いものに蓋、ではいつまでも何も変わらない。