くだらない人間が語る幸せになる方法

くだらない人間が語る幸せになる方法

愛されるべき

どんな人間も愛されるべきで、特に乳幼児期における母親、もしくはそれに代わる人間からの愛情というのは必然のものだ。それは人以外の動物にも言えることだが、人間にとっては特に重要な事だと思う。

誤解している人も多いが、乳幼児期のかかわりというのは、その子の一生にかかわるほどの影響力を持つ。死ぬまでその影響を引きずり苦しむ人間はとても多いのだ。

しかし、だからといって、母親の責任というような問題でもなく、外部の助言に従ってとか、良かれと思ってしたことが裏目に出てしまうことも多い。そもそも子育てというのは完璧を目指すようなことは難しい。親の育児によるあまりよくない影響を、ほんの少しも受けていないという人は少ないのではないだろうか。しかし、そうした影響があまりにその子の人生の足を引っ張っているのなら問題だ。

この問題は自己肯定感の形成とか、愛着の形成、というような発達段階の躓きに起因する。これらは本当に人生を左右する問題となる。

 

愛着障害について知りたい方は、岡田尊司氏の著書「愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)」等を読んでいただけたらよいかと思う。